オススメ度 ★★★★★
書き込み度 ★★★★★
ストーリー ★★★★★
今回は知る人ぞ知る大人気漫画だ。
ベルセルクは主人公ガッツがゴッドハンド(人外の生き物)になってしまった
盟友、グリフィスに復讐するべく生身の体のまま旅をするファンタジー作品だ。
グリフィスに烙印を刻まれてしまったガッツは、
化け物につきまとわれる体になってしまう。
対抗するべく身の丈を超える程のどデカい剣を手に持ったガッツは
向かって来る化け物を撃退してゆく…。
身の丈を超える剣っていうとFFのクラウドを想像するが、ベルセルクの方が最初だと思う。
この漫画の凄い所は何といっても絵の書き込みが凄まじい所。
細かい所までよく書き込まれていて本当に感心する。書き込まれているからこそ
グロテスクなシーンとか「うぉっ!?」って思うのだが、
旅の一コマなどで付き従う「妖精パック」のギャグシーンは
画の感じもユルくなってホッコリする。
個人的にシリアスなシーンとポップなシーンが混在してくれるおかげで
疲れず読み進むことができる。
グリフィスが受肉して現世に転生した所から両方の視点で描くようになり見応えもバツグン。
どちらが悪いという「勧善懲悪」な物語でなく、
ガッツもグリフィスも自分の信念を貫いているだけなので、
どちらの視点でも共感できる所が多い。
その書き込みの凄まじさで作者の三浦建太郎さんは体調を崩しがちなのと、
やっぱりここまでの画の完成には相当の時間がかかるのだろう、
最近は中々続刊は出なくなってしまった。
しかし調べたら待ちにまった最新39巻が、
6月 23 日(金)に発売するらしい!
今から読むのが楽しみだぞ!
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